カテゴリ:DVD お勧め度:
価格:3990円
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いろいろな意味で驚異の映画。まず第一に、伝え聞くところによると、製作予算が600万円ちょっとしかなかったらしい。なのに立派なセットもちゃんと作っているし、ロケにも行っている。さらに出来上がりにケチくさいところが微塵もない。 つぎに宮下順子の迫真の演技。この時期の彼女は充実作が目白押しで、本当の意味で体を張って生きている、という感じがする。「(阿部定が)いろんな偽名を使って生きてきました云々」という冒頭のモノローグも素晴らしい。 このあとすぐに若松孝二と大島渚が同じ題材で「愛のコリーダ」を製作するが、アチラはわが国初の「本番映画」を作ったというだけのこと。童貞を捨てるために、初めてソープに行く高校生がはしゃいでいたようなもので、映画としての出来はハッキリ言ってイマイチですね。完成度はこちらがはるかに上を行っている。まさしく天才田中登の面目躍如たるクリーンヒット。必見です。







