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価格:18060円
ベストセラー小説をドラマ化した捻りの利いた異色の青春群像劇。私立隅田川高校2年B組の桐谷修二(亀梨和也)はノリのいい自らを演じることによって、クラスでの人気者のポジションを確立している。そんな修二にとって、とことんウザイ存在としてクラスでも浮きまくっている草野彰(山下智久)には調子を狂わされっぱなしだが、彰は修二のことを親友だと思い込んでいる。そんなある日、小谷信子(堀北真希)という転校生がやって来た。暗くて不気味な信子は早々不良グループからイジメられることに。見かねた修二は彰とともに、イジメられっ子から人気者へと生まれ変わらせるべく、信子をプロデュースすることを引き受ける。 原作のエッセンスを散りばめつつも、設定やエピソードは随所に読み替えているのだが、むしろ修二や信子はより人間味のある魅力的なキャラクターに深められているあたり、これぞ連続ドラマならではのよさと言えるし、ディテールにまで手厚い脚本の妙には唸るしかない。ほろりとさせるような友情模様や人生訓も意外なほどにてんこ盛りで、シュールでニヒリステックなドラマを予想するといい意味で裏切られることに。亀梨和也、山下智久、・・・
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このドラマは堀北真希演じる「野ブタ」が、笑えるようになるまでの学園モノだが、何といっても木皿泉の脚本が素晴らしい出来で、何度も泣かされた。このコンビはこのあと、TVドラマ史上でも傑作の部類に入る「セクシーボイス&ロボ」を送り出すのだが、いずれにしても人生観や人間愛を綴ったホンの力が最大の成功要因だと思う。何より高校生活での文化祭やクラス内のグループなどのシーンがノスタルジーに溢れていて、ウソっぽくないのだ。また亀梨和也、山下智久のような生徒も「いたいた、こういう奴」というキャラクターであり、同姓ながら応援したくなる。戸田恵梨香みたいな可愛い優等生もいたよなあ。唯一「ドラマ」なのが堀北演じる「野ブタ」だ。最初は本当にどんよりしているのが、回数を経るに従って前向きになっていく過程はやはり凄い。最終回の笑顔は心から「野ブタ」としての笑顔だった。それと教頭を演じた夏木マリのカッコよさや、岡田義徳のコメディリリーフも見事だったし。いま観ても全く古さを感じさせない良作なので、ぜひ観てください!何か辛いことがあっても「野ブタ。パワー」を注入してもらえます。



