カテゴリ:単行本 お勧め度:
価格:1575円
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まず表紙の松井秀喜の表情から「怪物」ぶりが十分に伝わってくる一冊。平成4年の夏の甲子園で受けた「5打席連続敬遠」を、本人インタビューはもちろん、それに「携わった」人たちの思い・表情・心の叫びを非常にうまく書いている好著だと思う。賛否両論あった5敬遠も、そこにいた監督・選手たちにとって、他に変えがたい経験だったと感じられた。「第四章 伝説」に書かれている1点を負う星陵高校の9回表の攻撃シーンは、何度読んでも鳥肌が立ち、当時の甲子園の異様な雰囲気がまざまざとよみがえってくる。決して松井を中心に書かれておらず、とはいえ松井がメジャーリーグで大活躍しているからこそ、更に本書に輝きを与えている。


