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価格:4935円
間宮明信と徹信は仲のいい兄弟。それぞれ立派な社会人だが、趣味、価値観、モテなさ加減も一緒のふたりは、仕事以外、ほとんど行動をともにしている。ある日、カレーパーティを企画したふたりは、それぞれちょっと気になる女性を招待する。一方、明信は会社の先輩の離婚に協力を求められ困惑。兄弟ふたりの平和な生活に変化が訪れる…。 江國香織の同名小説を、森田芳光が映画化。映画やTVで活躍する名バイプレイヤーの佐々木蔵之介とドランクドラゴンの塚地武雄が間宮兄弟に扮している。兄弟離れができない自立しきれない男ふたりの物語は、描き方によっては変人扱いされてしまいそうだが、森田監督は家族を誰よりも大切にする誠実さを全面に出し、ふたりのズレ加減をユーモアの核にして、本作をコミカルなヒューマンドラマに仕上げた。ふたりを取り巻く女性陣、常盤貴子、沢尻エリカ、中島みゆきなどが、キャラクターをしっかり際立たせた好演。しかし、なにより注目してほしいのは、佐々木と塚地。ふたりの明るいキャラクターと相性の良さのおかげで、この映画は心温まる作品になった。(斎藤 香)
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本作は、とにかくキャスティングが面白い。佐々木蔵之介、塚地武雅の兄弟はもちろん、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、佐藤隆太、そして中島みゆきまで、全ての役者が「等身大」を演じていることが、作品を明るくしている。しかし、あまりに「等身大」演出のために、映画的なカタルシスが感じられないのが残念。たとえば、間宮兄弟の恋愛が成就するとか、そういうハッピーエンドが訪れることもなく、かといってヒロインに何か変化があるわけでもなく、一体森田監督は何を描きたかったのだろうか?「まあ、日常生活ってこんなもんだ」という結末な訳だが、それなら映画化する必要もなかったのでは・・・。ところで、特典映像では沢尻エリカの舞台挨拶が観られる!沢尻は他の作品でも、こういうのが苦手なようで、なかなか出てこない女優なのだが、完成披露試写で楽しそうにコメントしていたのが印象的だった。北川景子とともに、奔放な演技は本当に見応えがあったので、沢尻には早期にスクリーンに復帰してほしいものだ。上手い女優なのに、もったいないぞ!間宮兄弟、沢尻、北川の「モノポリー座談会」も面白かった。ちょっと不思議な作品で、総合点は星3つ。

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